(画像は下部で紹介している本の表紙です)
私は学生時代かなりゲームが好きでした。でも中高生時代は親に制限されていたのでゲームは1日に1時間ぐらい。本当はもっとしたかったですが。。でも夏休みなどの長期休暇は1日3時間ぐらいやっていたと思います。
大学生になって一人暮らしになると親の目がないので毎日3時間はやっていましたね。やりつつも人生無駄だにしてるなぁと思っていました。でもやめられない。働きだしてからやめられました。
この記事では私のそんな経験をもとに、どうやったらゲームをやめられるかを考えていきたいと思います。
3日で72時間ゲームして全身にブツブツができた
一番ゲームをやっていた時期は週に40時間ぐらいはやっていたと思います。大学に入学してからゲームをする時間が日々少しずつ長くなりました。そしてある時、とあるオンラインゲームをやりだしました。やったのはGunzというゲームとRed Stoneというゲームです。
オンラインゲームとは、インターネットを使って同時に多人数が参戦するゲームです。オンラインゲームはやめられなくなる、人生を壊す可能性があるからやめとけ、という話をネットでよく目にしていて、ずっと敬遠していたんですが、どうしてもやってみたくなり開始。
最初はそこまで面白いとは思いませんでしたが、自分が強くなって、ゲーム内でも人間関係ができてくると、加速度的に面白くなってゲーム時間が増えていきました。
あの日は大学時代の夏休みでした。いつものようにそのオンラインゲームを始めました。10時間ぐらいした時にやめようかなと思ったんですが、あとちょっとやろうと思って続けました。この「やめよう→あとちょっと」を何度も繰り返し、気がつけば72時間ぶっ続け、飲まず食わず寝ずでゲームしていました。
しかも72時間でやめようとは思っていませんでした。あとちょっと、、とか思っていたんですが、体に赤いブツブツが出てきて、本能的に生命の危機を察知。すぐにカップ麺を食べて寝ました。
10時間ぐらい寝たと思います。起きるとブツブツは消えていました。オンラインゲームは恐ろしいと思い、すぐに自分のデータを消去し、退会しました。データが残っているとどうしてもやりたくなりますから。
その後はオンラインゲームには手を出さなかったですが、普通のゲームはやり続けていました。
やめたくてもやめられない
という感じで、かなりゲームをしていたんですが、心の中ではすごくやめたかったんです。時間を無駄にしているなぁと自分自身に罪悪感を感じていました。この若い大切な時間をもっと勉強とか運動とかに使った方がいいって。
でもやめられないんですね。眠る直前までゲームをしてから眠りについて、起きた時にはもうゲームしないぞと思っているのですが、夜になると無性にしたくなって、始めてしまう。そして寝不足・・・。
なんとなくですが、多分脳内物質が関係しているんだと感じていました。ゲームをやっている時はすごい爽快な気分になるんです。ドーパミンのような快楽物質が出ているんだと思います。で、少しゲームをしなくなるとそれが欠乏して欲しくて欲しくて仕方なくなる、そんな感覚でした。
アルコール中毒と似てるんじゃないかと思います。ゲーム中毒。
就職してから自然と止めることができた
そんなゲーム中毒だった私ですが、仕事をはじめると、それまでのどハマりが嘘だったかのようにやめることができました。
やめれた理由1:仕事でゲームできる時間がなくなった
これが一番大きいですね。私が入社した経営コンサルティング会社は業界全体的に労働時間が長く、私も例にもれず、朝10時から夜10時ぐらいまで仕事していることが多く、帰ったら疲れてすぐ寝ていました。ゲームなんかやってる暇がありませんでした。でもゲームをやめるにはそれがよかったんです。
やめれた理由2:離脱期を乗り切った
アルコール中毒の治療には離脱期というものがあるらしいです。アルコールを摂取しなくなってから、アルコールが欲しくてたまらなくなる時期のことです。でもそれを乗り越えると安定期に入ります。
多分ゲームにも同じことが言えて、ゲームをしばらくやらないとゲームをやりたくて仕方なくなるのです。私もゲームをやらなくなってからゲームをやりたくて仕方ない時期がありましたが、仕事で疲れていたので寝ることが優先されました。
そうしてしばらくゲームをやらない時期が続くと、離脱期を乗り越えたのか、不思議とゲームをやりたい気持ちが起きなくなりました。
やめれた理由3:リアルな人生の方が楽しいと思えた
忙しいといえども日曜は休みでした。それで日曜にゲームしたかというと、そうではなく、外食したり合コンに行ったり、普通の社会人生活をしていました。ずっと屋内で仕事をしているから、たまの休みぐらい外に出たいという願望が強かったんです。
自分で稼いだ金で美味しいものを食べたり、合コンに行ったりしていると、そっちの方がゲームより楽しいと思えたんですよね。なのでゲームはほとんどしなくなりました。
ゲームをやめさせるには
以上の私の経験をもとに、ゲームをやめさせる方法を考えたいと思います。自分がゲームをやめたい人の参考にもなると思います。
①ゲームをやり続けて廃人になった人の本を読ませる
ゲームにハマっていた時期にふらっと書店に入ったことがありました。それでたまたまこんな本が目に入ってきました。
ゲームにハマりすぎて、まともな社会生活ができなくなった人の話なんですが、立ち読みして、あぁ、ゲームにハマりすぎるとこんな恐ろしいことになるんだな、、やっぱりやめるべきだなと思いましたね。結局やめれなかったんですが、やめなきゃなという思いは強くなりました。
②ゲーム以外のスケジュールで埋める
結局なぜゲームをやるかって暇な時間があるからなんですよね。なので、塾に行かせたり、習い事させたりして、家でゲームをやる時間を無くしてしまえばゲームの時間は減ると思います。
現に私が就職してプライベートの時間が激減すると、ゲームしなくなりましたから。ゲームなんてやっている暇がない状態にできればいいですね。
③ゲーム以上に面白いことを見つけさせる
私が色んな人と出かける方が面白いと思ったように、何かゲーム以上に楽しいことを見つけさせるととても良いと思います。スポーツとか楽器などの習い事でもいいですし、恋愛にハマってもらうのも思春期としては健全なんじゃないかと思います。
中高生は、大好きな恋人ができるとゲームの時間はとても減りそうな気がします。
④ゲームを取り上げる
最終手段はこれですね。有効な手段だと思います。ゲーム系のアプリもダウンロードできないようにする必要があります。
ただ、親子関係に大きな不和が生じそうです。私もめちゃくちゃゲームにハマっていた時期に、もし親にゲームを捨てられたらとても恨んでいたと思います。なので、ゲームを取り上げるのは、他に手段がない時の最終手段かなと思います。
以上、私がゲームにハマっていたがやめられた経験から、有効だと思う方法を考えてみました。ゲームをやめたい方、子供にゲームをやめさせたい方の参考になれば幸いです。
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