家庭教師の雑感

家庭教師をしている横井が、受験や勉強に関するお役立ち情報を書きます。

心を強く保つには〜自分に集中〜

成功している人を見ていると共通のことに気づきます。心が強くて、その源泉として、自分に集中しているということが見られます。

例えば、

本田圭佑選手。本田選手が世界的名門チームのACミランから、メキシコのチームであるパチューカに移籍したことは記憶に新しいと思います。メディアからは都落ちだと言われていましたが、本田選手はしっかりと自分の課題(心肺機能の低下)を認識し、その対策として本拠地が高原のパチューカに移籍したのです。

こういう、周りの評価を気にせずに、今の自分にとってベストな選択肢を決められるところに本田選手の「自分」の強さがみてとれます。

本田圭佑選手が世界で活躍する理由。恩師が語る学ぶ力と育成哲学とは(前編) | 辻和洋 | スタディ通信 by Chance for Children

 

他にはApple社創業者のスティーブ・ジョブズもスタンフォード大学でのスピーチで「他人の考えにしたがって生きてはいけない。自分の心と直感に従う勇気を持つことが何よりも大事だ」と述べています。

 

そして坂本龍馬の名言「世の人は我を何とも言わば言え。我が成す事は我のみぞ知る」もまさに、大事をなすには自分に集中することが必要だと教えてくれます。

  

では、自分に集中するためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

自己肯定感を高める:プロセスを評価する

自分に集中するための一つの条件として、自己肯定感が高いことが挙げられます。自分で自分をすごいと認めてあげることですね。

結果が出ている時は誰でも自己肯定感が高まると思います。では、結果が出ていない時はどうするのか。

私は、結果にはそれほどこだわらず、プロセスを評価すべきだと思っています。

結果は、頑張ったからといって必ずついてくるものではありません。勝負は時の運というように、自分ではコントロールできないことも影響します。テスト当日体調が悪かった、苦手な問題ばかりが出た、など不確定要素が多い。頑張っても結果が出ない時に自分を褒められないなら、自己肯定感を高く保つことはできないでしょう。

一方、プロセス、つまり精一杯頑張れたかというのは、完全に自分のコントロール下にあります。自己肯定感の基準がプロセスであれば、自分の頑張り次第で確実に自己肯定感を高めることができます。

これは決して自分を甘やかすということではなく、むしろ逆で、自分に厳しくないと効果が出ません。

結果が出なかった時に、それまでの自分を振り返って、誰に見せても恥ずかしくないくらいに、真摯に取り組んできたのかと自問自答します。

そこで、自分に「おう、お前は頑張ったな」と言えるのであれば胸をはればいいと思います。それだけ頑張ったのであれば次に活かせる教訓を得たでしょう。それだけで成功なのです。成長できたということですから。

一方で、自分に対して「ん〜、まだまだやれたな・・・」と思うときは、自己肯定感を高めることはできません。大いに反省して、次こそは自分に胸をはれるぐらいに頑張らなくてはいけません。

 

このように、完全に自分でコントロールできるプロセス、精一杯頑張れたか、頑張っているかということを自分の評価基準にすれば、結果に左右されずに自己肯定感を高めることができると思います。

 

自分で決めて自分で責任を取る:100%自分の意思で決める

自分に集中するための2つ目の秘訣は、自分で決断し、その結果を自分以外のせいにしないということがあります。

日常の大きなことから小さなことまで逐一自分で決めることを意識します。

 

どの会社に入社するか

どの学校を受験するか

上司に従属するのか、反発するのか

どういう方法で勉強するのか

何時間勉強するのか

ランチは何を食べるのか

今日は何色のシャツを着るのか

 

他人にアドバイスを求めることは良いですが、参考にするだけで、あくまで最終決定は100%自分の意思で決めなければいけません。

100%自分の意思で決めたと意識することで、結果に対して自分が100%責任を負う覚悟が芽生えます。

 

また、自分の意思で人生を選択していくために必要な条件が一つあります。

それは、生殺与奪の権利を他人に握られない、ということです。

 

僕が働き始めるまでは、父親に「お前の生殺与奪は俺が握っている。だからお前は俺に従わざるを得ない」と言われていました。確かにその通りです。父親のさじ加減一つで私の生活の豊かさは大きく変動したでしょう。

そんな状態では、父が望む選択肢とは違う選択肢を取ることは難しいです。ですので、私は人生の分岐点に差し掛かった時に、いつも父親の顔がチラつきました。自分が望む選択肢の中から、父親が反対するであろうものは除外しました。

すると、選んだ道でうまくいかなかったら父親の責任にしたくなるのです、そして「自分で選んだ道ではないから頑張ることができないのだ」と、自分に言い訳をしてしまい、弱い心が出てきてしまいます。

 

しかし働き始めてから心がものすごく軽くなったのを覚えています。父親の支配から逃れられたのです。もう私は父親から金銭の支援を受ける必要はない。だから100%自分が望む道を自由に選ぶことができ、その結果は100%私の責任であり、だからこそ腹がすわる、そんな気分でした。

 

これは親子だけの話ではありません。会社との関係もそうです。もし会社をクビになったらどこに行くこともできない、そんな状態だと会社の言いなりにならざるを得ません。自分の気持ちを強く主張することはかなり憚られるでしょう。

そんな状態にならないように、スキルを身につけ、いつでも会社をやめてもやっていけるという状態を作るのが、心を強く保つための条件だと思います。

 

他人の評価を気にしない:自分を一番知っているのは自分 

そして最後の条件が、他人の評価を気にしない、世間の目を気にしない、ということです。 

誰しも、自分が一生懸命取り組んでいることを他人から批判されると、傷つくと思います。それで取り組みをやめてしまう、ということもあるでしょう。

そういう時にも、自分を強く持って、受け流すことが大事です。

 

自分のことは自分が一番知っています。これは事実です。自分がどういうことに興味があって、どういう能力があって、どれだけ頑張っているか。そんなことを正確に知っているのは、この世界中に自分だけです。

だから自分については、自分の意見が一番正しいのだと確信を持つべきです。だからこそ、他人に何を言われても「貴重なご意見ありがとうございます」で済ますことができます。

  

ただし、これは他人のアドバイスを全く聞かないということではなくて、有用だと思えば素直に従うし、無用だと思えば受け流します。この有用か無用かというあなた自身の判断を信じようということです。

 

まとめ

以上、心を強くするためには自分に集中することが必要で、そのためには、自己肯定感を高め、自分で決断し、他人の評価を気にしない、ということが大事だというお話でした。

 

 

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