家庭教師の雑感

家庭教師をしている横井が、受験や勉強に関するお役立ち情報を書きます。

受験期の子供の親がやってはいけないこと

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色々なご家庭をみていく中で、親御様が子供のためを思ってやったことでも全く効果がないどころか、逆効果のことが色々あるのを知ったので、受験期の子供を抱える親御様の参考になればと思い書いていこう思います。

子供も十人十色なので、親がこれをやると確実に子供にいい影響を与えますよ、という万人共通の方法は少ないですが、これをやると確実に子供に悪い影響を与えますよ、ということはある程度共通してあるように感じています。

それでは、、

 

成績が悪いと説教する

成績が悪いと、子供が志望校に受かるのか不安になって、発破をかけるつもりで説教する親御様は多いです。「このままでは受からないからもっと頑張れ」とか「どうしてこんなに成績が悪いの、とか」です。

成績が悪いと子供もこのままじゃ受からないというのはわかっていますから、わかっていることを他人に言われても腹が立つだけで何も生産的なことは起きないです。

基本的には、「残念だったな、次頑張れよ」でいいんです。それだと子供の意識を勉強に向けられない、と思うかもしれません。実際そういう場合が多いでしょう。しかし、説教しても子供の意識は勉強に向きませんし、子供のやる気をそぐというもっと悪いことが起きるのでやめましょう。

じゃあどうやって成績を上げるんだ、ということですが、これは冷静に原因分析をして、具体的なやることリストを作成・消化して次の試験に臨む→また成績不振だったら原因分析して計画立てて・・を繰り返すしかないです。

このやることリストの作成は親が作ったものを子供にこなさせるのではなく、親と子供が相談しながら一緒に作ると良いです。受験に向かって一緒に戦う戦友のような関係を構築することを意識してやると良いです。

 

他の人間と比べる

「お父さんが受験期の頃はもっと勉強していた」とか、「同級生の〜ちゃんは土日も全然遊ばずに勉強しているらしいよ」とか言うことですね。

大人でも嫌じゃないですか。自分の仕事の成績が悪いときに、上司から「お前の同期のAくんは先に昇進したぞ」とか言われても、ムカつくだけですよね。

自分と他人では色々前提条件が違うのに、同じように比べられてもあまり意味ないですしね。

むしろ、子供が「〜君よりも勉強してるのに成績伸びない」と他人と自分を比較している時に「人それぞれ成長の仕方は違うんだから気にするな。お前は後から伸びるタイプなんだよ。それよりも自分に集中しろ!」みたいに、出来るだけ自分の成長に意識が向くように誘導してあげると、メンタルが安定して、勉強に集中できるようになると思います。

 

悪い教え方で教える

これは親のみに限った話ではないですが、あまり教えたことのない方が下手に教えちゃうと、逆にもっとわからなくなります。それだけでも残念ですが、「なんでわからないの!」みたいに怒っちゃって、子供と喧嘩になる親御様も多いです。成績が上がらないだけでなく家庭内不和の原因にもなってしまいます。

ですので、「わかりにくい」と言われたり、子供の理解が進んでないようなら、もう教えるのはやめた方がいいです。他の教えるのが上手い人に変わってもらいましょう。

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知人親戚に安く教えてくれる人がいるならそれが一番良いと思います。

 

子供が勉強している時にテレビを見たり酒を飲む

これはやっていない家庭の方が珍しいですが、子供はしっかり観察しています。よく生徒から「親はさ〜テレビ見たり酒飲んだりして楽しんでるのにさ〜、俺にだけ勉強しろとかまじ説得力ないわ」と言うセリフは何度も聞きました。

言い返せないですよね笑

親御様は別に今が人生の分岐点という訳でもないし、昼間は仕事や家事で疲れてるから・・・という理屈はつきますけど、子供の感情を納得させることは難しいです。

心から1%でも我が子の合格可能性を上げたいと思うなら、子供が勉強してる時は、親もお楽しみタイムを過ごさない方がいいです。では何をするか?子供が勉強している時間は親も勉強するか、仕事するのが一番良いです。

これも上で述べた、子供と戦友のような関係を築く、ということの一環です。

 

旅行などに行って親だけが楽しんでいることが子供にバレる

そうはいっても親御様のストレスもたまりますよね。だったらということで旅行や飲みに行ったり、習い事に精を出す親御様もいらっしゃって、それは良いのですが、子供にバレないようにしてください。バレると子供は「親だけ楽しんじゃってさ〜・・」という気分になり、やる気が減退します。

 

趣味や好きなことを全てストップさせる

これもやってしまいがちですけど、勉強時間を確保しようと子供の趣味を全ストップさせるのは良くないと思います。入試直前の半年などは良いでしょう。ただ、1年とか2年といった長期間全ストップさせるのは上策ではないです。

子供の大きなストレス解消の手段がなくなる、ということと、もし続けていればモノになっていたかもしれないのに、その可能性を摘んでしまうことも大きいです。高校生以下の子供の2年とか3年って大きいですからね。

ただ、子供が自分の意志で勉強に全ての時間を注ぎ込みたいと言った場合は別ですね。そこは好きにさせてあげましょう。きっとその子は勉強をずっとやってても大丈夫な子です。少なくとも受験が終わるまでは。

 

さて、以上はやってはいけないことはですが、やっても良いけど、子供の性格によってはやらない方がいいことがあります。それは、、

 

成績が良かったら褒める

これが意外にくせものです。親から承認されたい欲求が強い子は、この褒めるという行為によりその欲求がどんどん大きくなってきます。親の笑顔を見たいから勉強する、という風になっちゃいます。その何がいけないかというと、自分の人生の分岐点で、どっちの道に進むかの判断を、これから先も親が喜ぶかどうかで判断するようになります。

本当に自分がやりたいことを見つけても、これは親が喜ぶ道じゃないなと思うとやめてしまうし、自分が本当はやりたくない道でも、親が喜ぶならその道を選んじゃいます。

自分がやりたくないことをやり続ける人生は幸せじゃないだろうと思うので、成績がよかったから褒めるというのは、子供の性格によってはあまりおすすめできる行為ではないですね。

「これでお前の夢に一歩進んだな、それが嬉しい」というような、子供が自分自身の目標に向かって進んでる喜びを一緒に分かち合う表現の方が良いと思います。

 

そして最後に、やってあげると良いことを書いておきます。子供が勉強している時間は親も勉強する、ということは上で書きました。その他だと、さりげなく愛情を示すってことですね。

 

例えば、心身の健康を案じている言葉をかけるとかですね。「無理しすぎて体壊さないようにな」とか「メンタル不調になりそうだったら相談しな」というような言葉です。実際私が受験時代にこのセリフを親から言われた時はすごく安心感がありましたね。子供は親に愛されていると感じることで精神が安定して勉強に集中できます。

 

あとはちょっとした気配りをしてあげることもさりげない愛情表現になると思います。夏に子供が風呂に入っている間に部屋の冷房をつけておいてあげる、とかですね。

 

まとめ

やってはいけないこと

  • 成績が悪いと説教する
  • 他の人間と比べる
  • 悪い教え方で教える
  • 子供が勉強している時にテレビを見たり酒を飲む
  • 旅行などに行って親だけが楽しんでいることが子供にバレる
  • 趣味や好きなことを全てストップさせる

子供の性格によってはやってはいけないこと

  • 成績が良かったら褒める

やった方がいいこと

  • さりげない愛情表現

 

以上、受験期の子供の親がやってはいけないことをまとめました。一人でも多くの受験生が救われますように。

 

 

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