家庭教師の雑感

家庭教師をしている横井が、受験や勉強に関するお役立ち情報を書きます。

【中学受験向け】模試や過去問の直し方

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模試を受けた後や過去問を解いたあと、みなさん間違った問題を解き直すと思いますが、どのように直していますか。

ただ解答をみて終了だと2週間もすれば忘れてしまいます。

今日は科目別に定着させる方法を書きたいと思います。

 

全教科共通のこと

科目別にノートを用意しましょう。模試や過去問を区別する必要はないです。

国語・算数・理科・社会のノートを用意します。 

国語(模試用)、国語(過去問用)のように分ける必要はないです。 

 

国語の直し方

まず、漢字や文法などの暗記事項は、間違えた問題と答えをノートに記入します。

ノートの左から2/3ぐらいの場所に縦線を引いて、左に問いを、右に答えを書きます。

問題文をそのまま写すのではないです。必要な事項だけを短く書くようにしましょう。

例えば漢字で、元々の問題が「京都の有名なジシャにお参りする。」という文だとすると、ノートの左側に「ジシャにお参り」とだけ書き、右側に「寺社」と答えを書きます。

必要な事項だけ短く書くのは単純に効率化のためです。

 

国語でノートを使うのはこれだけです。

 

あとは、長文読解の直しをしましょう。選択肢の問題では、なぜ自分の選んだ選択肢が間違いなのかという確認と、正解の選択肢の根拠となる本文中の文章の確認をします。

しかし、これだけだとただの「ウォーリーを探せ」をしているのと同じですから、あまり国語力向上には繋がりません。正解の根拠となる部分に着目するためにはどういう考え方が必要なのかを身につけることが一番大事です。

これには色々パターンがあって、問題によって千差万別です。国語の能力の高い保護者か先生が個別に教える他ないと思います。

いくつかパターンを書いておきます。

論説文の場合は、、

  • 傍線部の前後と似たようなことを言っている部分を探す。
  • 傍線部中もしくは近辺にある指示語がさす内容を辿っていく。
  • 傍線部中にあるキーワードと同じ意味の言葉を辿っていく。
  • 対比の文章の場合は傍線部の対比に当たる表現を探す。

などを使う場合が多いです。

 

小説の場合は

  • 傍線部が気持ちを表しているなら、その気持ちを持つようになった出来事を探す。
  • 傍線部が出来事なら、それをきっかけに登場人物の感情がどう変わったを探す。
  • 人間関係が変化した部分を探す。(憧れの対象だった人を、はっきりと好きだと認識するようになる、など)

などはよくあるパターンです。

 

模試や過去問についている解説は、このような、なぜそこに着目するかの説明が足りていないことが多いので、国語は誰かに教えてもらうようにした方がいいです。

 

算数の直し方

算数は間違った問題をコピーして、ノートに貼りましょう。その下に直しを解いていきます。

まずはミスした問題、時間がなくてできなかった問題を解説を見ずに解き直しましょう。

その上で、解き方がわからない問題の直しをします。解説を読んで理解したあと、解説を見ずに自分でノートに解いてみます。

解説を読んでも理解できない問題は先生に聞きましょう。

 

社会の直し方

間違えた問題の問いと答えをノートに書きましょう。国語と同じように、ノートの左から2/3ぐらいの場所に縦線を引いて、左に問いを、右に答えを書きます。

問題に答えるために必要な事項だけを短く書くようにしましょう。例えば早稲田中学の過去問に以下の問題があります。

 

新潟県内の白鳥が飛来する瓢湖や佐潟は、水鳥の住む環境を守るための国際条約の登録地となっています。この条約は1971年にある国で結ばれました。この国で使用されている言語を次の中から1つ選びなさい。

ア.スペイン語 イ.フランス語 ウ.ペルシャ語 エ.ギリシャ語

 

この問題を解くために必要な知識は、

  • 水鳥の生息地である湿地を守る国際条約はラムサール条約である
  • ラムサールはイランにある

の2つです。イランの公用語(ペルシャ語)まで覚える必要はないです。イランだとわかれば、ヨーロッパの言語は捨てることができます。

 

そこでノートにはこのように書きます。

左側に「水鳥の生息地である湿地を守る国際条約は?」と書き、右側に「ラムサール条約」と書きます。

もう一つ。

左側に「ラムサールがある国は?」と書き、右側に「イラン」と書きます。

ここで、もしすでにラムサール条約は覚えているなら、一つ目のラムサール条約を聞く問いは書かなくて良いです。

 

このように抜けている知識だけをノートに記入していきます。

 

理科の直し方

知識問題は社会と同様に、抜けている知識だけを問いと答えの形で記入します。

力学や電気などの考える問題は、必要な公式・考え方を聞く問題を記入していきます。

 

例えば力学の問題で、浮力の公式を忘れていて問題が解けなかった時は浮力の公式を使う簡単な問題を記入します。

「密度1.2g/cm3の食塩水に木片を浮かべたところ、水中に入っている部分は200cm3だった。この木片の重さは何g?」

答えには「浮力は物体が押しのけた液体の重さ。よって1.2×200=240 240g」と記入します。

 

以上のように、間違えた知識だけをノートに記入しておき、1週間後と1ヶ月後に見直すと良いです。

 

このようにすると、自分の知識の穴を効率よく埋めていけると思います。一度やってみてください。

 

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